マイラー必見!日常生活でマイルを貯めるコツ

世界の航空会社が協力してサービスを提供する「アライアンス」

航空会社が単独一社で世界の人・物・サービスのグローバル化に対応するには限度があります。そこで、世界を代表する航空会社が協力して、そのネットワークと資産を結集し、コスト削減を図りながら質の高いサービスを提供しようと誕生したのが「アライアンス・グループ(航空連合)」です。

スターアライアンス加盟各社

アライアンスに加盟している航空会社であればどの路線を利用してもマイルを加算できますし、世界中にある空港ラウンジを利用することができます。また加盟航空会社間ならスルーチェックインや提携会社のカウンターでの予約変更を行なうこともできます。

世界最大のアライアンス・グループは、世界の航空市場の約25%を占める(座席ベース)「スターアライアンス」です。加盟航空会社にはアメリカのユナイテッド航空を筆頭に、ルフトハンザ・ドイツ航空、コンチネンタル航空、USエアウェイズ、ANAなどが連ねています。

スターアライアンスに続くのが、世界シェアの16%を占める「スカイチーム」です。同アライアンスの中心メンバーは世界最大のエアライン、デルタ航空をはじめ、エールフランス、KLMオランダ航空、アエロフロートなどです。

第3位は、ブリティッシュ・エアウェイズ、アメリカン航空、キャセイパシフィック、JALなどが加盟する「ワンワールド」で世界712都市に就航しています。

アライアンスの誕生当初は2社が協力して1便を運航する「共同運航」が中心となっていましたが、現在はより細かく、広く、そして戦略的な協力が行われています。共同運航がコードシェアリングに発展し、顧客囲い込みのためのマイレージプログラムの提携などが行われています。

コードシェアリングは、他社が運航する便に自社の便名をつけて運航路線を拡大する戦略です。例えば、アジア路線に強いA社がアジアからアメリカのある都市まで自社便を運航し、それ以遠は、アメリカの国内路線に強いB社をコードシェアします。こうすれば、A社はアメリカ国内での路線を見かけ以上に拡大でき、一方のB社はA社の国際線旅客を効率的に取り込むことができます。また、A社の旅客はスルーチェックインが可能になるなど、旅客の利便性も高まります。

あるいは、2社がともに運航している主要幹線でコードシェアリングする方法があります。例えば中国国内で営業に苦戦しているヨーロッパ系のC社が、中国のD社と提携すれば、巨額の広告費や営業活動費を投じることなく、中国におけるD社の知名度や営業力を使って収益を上げることが可能となります。

そのほか、マイレージプログラムの提携も進んでいます。例えば日本のE社を利用して獲得したマイルを、提携航空会社であるヨーロッパのF社のマイレージプログラムに登場実績として記録できるというものです。このようにすれば、ヨーロッパでF社のマイレージプログラムに加入しているヨーロッパ会員を日本のE社が取り込むことができます。

この場合、E社は、B社のために、会員が貯めたマイルの負債コストの一部を負担します。ほとんどの提携において、マイルを貯めて交換した特典の無料航空券は、両社でも利用可能です。